最先端の科学を通じて、市民の皆様と新しい文化を考える「浜松コンファレンス」。昨年はコロナ禍の中、初めて無聴衆での開催を経験しました。未だその先行きは不透明ではありますが、浜松コンファレンス本来の姿を取り戻したく、感染拡大防止対策の徹底、参加者の制限をしたうえで、11月3日（水）文化の日に、アクトシティ浜松・中ホールで開催いたします。

今年の講演のテーマは、南極点から宇宙の謎に迫る、最新のニュートリノ研究。
宇宙には、人類には作り出せないほど大きなエネルギーを持つ宇宙粒子が飛び交っています。しかし人類は、いまだその宇宙粒子がどこでどのように発生しているのかを、はっきり証明することができていません。そのような宇宙粒子のひとつであるニュートリノを、南極点の最大2500m という氷の下で観測し、宇宙を満たすエネルギーの起源に迫る研究が進んでいます。
国際プロジェクト「南極点アイスキューブ実験」に日本から唯一参加している千葉大学チームの石原安野教授が、最新の研究成果や新たな展望を紹介します。


続く音楽鑑賞では、昨年演奏活動20 周年を迎えてますます演奏活動の幅を広げているチェリスト・横坂源氏と、日本・ドイツを中心に、オーケストラとの共演から室内楽までさまざまな演奏活動を行っているピアニスト・津田裕也氏が、一日限りのデュオを結成。チェロとピアノの競演が美しく紡ぐ、至福の時間をお届けします。

なお、ご参加には、当ホームページにて事前のお申込みが必要です。以下の「参加申し込み・受付はこちら」からご応募ください。

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